第一種電気工事士の事を知ろう

電気工事士になるには?

電気工事士資格は業務独占の国家資格で学科、技能の両試験に合格した者に与えられます。

電気工事士には一種と二種があります。

二種は試験合格後、直ちに免許申請が可能ですが一種合格者は一定(3年もしくは5年)の実務経験が必要になります。

仕事の内容は?

仕事の内容は大まかにいえば、二種は一般家庭や小規模な商店等の電気工事ができます。

第一種電気工事士は二種にプラスして工場や大型ビル、商業施設の電気工事ができます。

また電気工事業以外でも設備管理会社、一般事業所の設備管理者として活躍することができます。

取り扱える工事の違い

●第一種電気工事士
500kW未満の自家用電気工作物(ネオン工事及び非常用予備発電装置工事を除く)、一般用電気工作物(一般家屋、小規模商店、600V以下で受電する電気設備等)
●第二種電気工事士
一般用電気工作物(一般家屋、小規模商店、600V以下で受電する電気設備等)

ステップアップを目指す

もちろん給与等の待遇面、転職時にも第一種電気工事士所持は大きなセールポイントになります。

ステップアップ面でも、電気工事施工管理技士を受験する際には第一種電気工事士免許状保持者は実務経験証明書なしに受験できます。

また難関資格の電験(電気主任技術者)などに挑戦する際には、第一種電気工事士の学科の知識が電験学習の基本になりますので、導入部分をつまづくことなく学習をすすめることができるので、大変有利になります。

電気工事士 一種と二種 受験の難易度は?

第一種電気工事士の試験合格率は30%前後、二種は50%前後と数字上からも一種が難しいことがわかります。

第一種電気工事士 合格率 推移

年度 筆記試験合格率 技能試験合格率 試験全体合格率
平成23年度 42.5% 86.4% 41.8%
平成24年度 42.6% 60.1% 26.9%
平成25年度 40.1% 75.8% 35.3%
平成26年度 42.9% 58.1% 26.7%
平成27年度 42.7% 70.9% 34.6%
平成28年度 50.3% 61.7% 33.1%
平成29年度 47.0% 63.5% 33.4%
平成30年度 40.5% 62.8% 29.2%
令和元年度 54.15% 64.7% 36.2%

※データは一般財団法人電気技術者試験センターホームページで発表されている受験者数、合格者数から計算

※試験全体合格率は「技能試験合格者数÷(筆記試験免除者+筆記試験受験者数)」で計算

第一種電気工事士の受験者は二種合格者が大半であり一定の基礎力がある粒ぞろいです。二種の場合は全くの初心者も多数含まれますから、実は一種受験者は数字以上に難易度の高さを実感されるものと思われます。

 

試験内容を比較してみると学科は一種では三相交流や高圧受電設備など、二種にはなかった問題で機器も横文字がやたら多くて戸惑います。

※試験範囲 一般財団法人電気技術者試験センター

 

技能も高圧変圧器、電磁開閉器、CT,VTと複線図、実技ともかなりの練習が必要です。

学科、技能ともにしっかり時間をかけて取り組む必要があります。

願書提出がすんだら余裕のある学習計画を立てて挑戦してください。

しっかりしたフォローのあるスクールを利用することを考えてみるのもありかなと思います。

第一種電気工事士の受験資格など試験ガイド

受験資格:なし(免許状交付に実務経験が必要)⇒詳細は 一般財団法人電気技術者試験センター

出願時期:例年 7月

筆記試験:四肢択一 マークシート方式、例年 10月第1日曜日 ⇒合格発表 11月上旬

技能試験:公表問題から1問出題の作成問題、例年 12月 初旬の土曜日・日曜日

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